こんな本を

読みました。
書店でタイトルを見て、他の多数の本と一緒に買ったものですが、
日本人はもっと自分たちに自信をもっていいんじゃないかと思いました。
さわりの方で、震災時、新幹線に乗車していた著者が、
新幹線の不通によって、他の乗客とともに旅館での宿泊を余儀なくされるんですが、
その際に、旅館が用意してくれたお味噌汁やごはんを、誰ともなしに、
よそう人、配る人などの分担ができて、皆が協力している、というのがあるのですが、
そうだよなぁ、そうなったらみんなで手分けする、ってわかるなぁ、
確かにそういうところは素晴らしいよなぁと思いながら読みました。
日本の大震災のほかに、同じく大きな地震のあったハイチでの様子など
比較されて書かれていますが、文章も平易でテンポよく読める良書だと思います。