考えさせられます・・・

なぜ、その子供は腕のない絵を描いたか (祥伝社黄金文庫)

タイトルと表紙の絵を見て、「これは夫婦共有用だな」と思い、購入しました。
夫が先に読んでから長い間放置してたのですが、本棚の未読の本（夫とは読む本の種類が違うことも多いので、とりあえず未読棚を作ってそこに買ってきた本を並べています）の中からこれ、私も一緒に読もうと思ってたのだわ、と気付きやっと読みました。
夫の評価は「まぁまぁわかりやすいし、面白いよ｣と言うので読んでみたんですが・・・。
いやぁ、衝撃ですよね。
幼児画の話なんですが、最近、腕を描き忘れる子が多い、積み木人間みたいな人間を描くと。
川を描かせると四角いプールみたいだったり、丸を描いたりする、と。
その理由についてあれこれ考察して述べられているんですが、なるほどねぇと思うこともあり。
実はうちの息子は図画工作はかなり苦手なようなので、絵があまり上手でないのは私の遺伝もあるし、仕方ないのかなぁとも思っていたのですが、ひょっとしたら色んな問題が潜んでいるのかもしれませんよね。
ちょっと怖くなる話ではありますが、でもこの本の中で、だったら実際の育児では何を実践していけばいいのかということについてはあまり触れられていないようなので、そこがちょっと弱いかなぁとは思いますが。
子育て中の方には少しオススメです。