京極堂シリーズ

分冊文庫版 狂骨の夢 上 (講談社文庫)

分冊文庫版 狂骨の夢 上 (講談社文庫)

分冊文庫版 狂骨の夢 中 (講談社文庫)

分冊文庫版 狂骨の夢 中 (講談社文庫)

分冊文庫版 狂骨の夢 下 (講談社文庫)

分冊文庫版 狂骨の夢 下 (講談社文庫)

姑獲鳥の夏」に続いて、久々に読んでしまいました。
分冊はナイスですよ!講談社さん。
今まであの分厚い文庫の読みにくさ、重さに躊躇して京極夏彦には手をだしてなかったんですもん。
さて本作、シリーズでは3作目になるので、本当は2作目を先に読まないといけないのですが、本屋さんに揃ってたのがこちらだったので、つい先に・・・。
2作目から少し繋がったエピソードもあるのですがまぁ大丈夫でした。
今回は精神分析の薀蓄がてんこ盛りなんですが、学生時代臨床心理学「可」精神医学「良」の私でもすんなり読めました。
漢字は多いけど、文章自体はそんなに天外なことを言ってるわけでもないのでわりに理解しやすいんですよね。
いつのまにか主人公たちよりも奇人変人の名(迷?)探偵(?)榎木津礼二郎の言動のとりこになってる私なのでした。