悪人
- 作者: 吉田修一
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2009/11/06
- メディア: 文庫
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まぁ、面白かったですよ。
これを映画に、ってどんな感じなのかなぁ、と思いながら
読み進めてました。
上下巻というボリュームながら、難しい言い回しもなく、
あっという間に読めてしまう作品でした。
というか、実際の映画になったのってどのあたり?
深津さん、なかなか出てきませんでしたけど(^^ゞ
もとは新聞に連載されていたそうで、そのために
読みやすくなってる&最初(上巻1、2章)だけ
詳細な状況説明&描写なんですかね?後半はどどど〜〜っと。
ただ、私の個人的な感想ですが、
殺人を犯した男性だけど、魅かれて一緒に逃げる女性、っていう
テーマな(映画の宣伝ではそうなってましたよね?)わりには、
そんなに心を揺さぶられた、とか、深いなぁとか、
または止まらないくらい面白い(奥田小説なんかによくある感じ)
とは感じませんでした。
再読はしません。
でも、まぁ話題の映画の原作と言うことで、
読みやすさもありますし、興味のある方にはオススメしておきます。