こわい&ゆるい

黒い看護婦―福岡四人組保険金連続殺人 (新潮文庫)

黒い看護婦―福岡四人組保険金連続殺人 (新潮文庫)

先生にお借りしました。
有名なあの事件のルポですが・・・いや〜、ありえんだろ!という主犯格の女の作り話に次々騙されていく共犯者たち・・・こわいですねぇ。
こわいけど、何か哀しい気もします。
この本を読んでいる間、影響されて私が妙な博多弁を使っていて、それが夫にはウケました。

村上かるた うさぎおいしーフランス人

村上かるた うさぎおいしーフランス人

こわいから一転してゆるい、です。
私はハルキストではないので、あの春樹が・・・と愕然としましたが。
表紙のかわいさと帯の「村上さん、こんなことしてていいんですか?」の煽り文句に惹かれ買ってしまいました。
駄洒落満載ですが、ある意味こういう言葉遊びをできるのってやっぱり春樹が変幻自在な才能を持っている証左なのかも。
単行本ですが2時間ほどで読めます。
駄洒落キライな方、私のようなハルキ初心者の方にはあまりオススメしません。自分で買うと高いですし(笑)、お貸ししますよ(笑)