東京物語

東京物語 (集英社文庫)

またしても奥田作品。
「イン・ザ・プール」以来、うちの上司がはまっていて、奥田作品（文庫に限るけど）と見るや買っているようです。
今回も奥田さんらしく軽快で楽しい話でした。
主人公はベルリンの壁が崩壊したときにちょうど30と、私より年上なのですが（私は17,18だったと思う）何だか雰囲気はわかるところもあって、80年代を知る人には本当に懐かしく楽しく読めます。
カーステから「青い珊瑚礁」とかね。特に最終章に出てくるバブル長者はインパクトが大きかった！電車の中で思わず噴出しそうになって困りましたよ。