(重量が)重かった・・・
- 作者: 奥田英朗
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/09/13
- メディア: 文庫
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先生が奥田さんにはまってるみたいで、貸してくれました。
内容としては、異なる3つの視点で3人の人物が描かれていて、それがいつのまにかこう組み合わさっていって収斂していく、という・・・まさしく「収斂」という言葉がぴったりな感じがします。
どんどんと「最悪」な状態へと坂道を転がっていくのですが、ちょっとした可笑し味や悲哀があるものの、救いようのない残酷な結末ではないので、読後感はそれほど悪くありませんでした。
ミステリに入るそうなのであまり詳しくは書けませんが・・・通勤電車には本当に不向きなページ数ですが、オススメできる1冊です。