リバイバル?

二度のお別れ (創元推理文庫)

二度のお別れ (創元推理文庫)

文春から出てたのをリバイバルしたようですね。
書かれたのが古いのか、「国鉄」「電電公社」など懐かしい響きが・・・。
携帯電話がない時代の身代金受け渡しが面白かったです。
「黒ちゃん」「まめちゃん」の大阪府警黒まめシリーズの第1弾だそうですが、大阪弁が実に流暢で、大阪人としては楽しい1冊でした。
地名も「阪急五番街」「千里新町」「阪急西三国駅」など実際の地名等を微妙にもじってあって、面白いです。
東京の地名でこれをされてもピンと来ないのですが、大阪周辺だと馴染みがあるので、ほうほう、そこで?それで?とどんどん読み進められました。