定年ゴジラ

定年ゴジラ (講談社文庫)

定年ゴジラ (講談社文庫)

先生にお借りしました。最近、事務所が図書館状態で、買わなくても新しい本が読めるので助かります^^;
今回のお話は前回の「疾走」と違ってかなりハートフルな感じ。
タイトル通り、主人公は都心から2時間ほどかかるニュータウンに25年前に自宅を購入し、やっと定年を迎えたオジサマ。
定年仲間5人(途中から4人)のオジサマの悲喜こもごもなんですが、皆さん、結構いい味出したオジサマたちでした。
私は関西弁でちゃちゃばっかり入れて、強がりだけど本当は寂しがりなオジサマが好きです。
夢を持って購入したはずのニュータウンの一戸建てだけど、定年してから昼間も暮らしてみるといろいろなことが見えて・・・ってどこにもありそうな話ではありますが。なかなかに面白かったです。
サラリーマンのオジサマたちには特に共感を呼びそうなお話でした。