ネバーランド
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2005/08/03
- メディア: DVD
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ジョニー・デップの映画ということで、半額セール中のツタヤの「準新作」コーナーの上位(確か3位だったと思う)でたまたま1つだけケースに残っていたこの作品を観ることにしました。
透明な涙が流れるとかいう宣伝文句でしたが・・・私は泣きませんでした!
冷たい人間なのかもしれませんが^^;
ジョニー・デップ演じる、ピーター・パンを書いた劇作家ジェームズ・バリと未亡人(タイタニックのヒロインをやったケイト・ウィンスレット)とその4人の息子の交流、そこからピーター・パンの物語が生まれる、という映画。
イギリスの上流階級の衣装や当時の劇場、青空と芝生の緑の公園など(この映画って緑のイメージがすごく強いのですが)とても映像的に綺麗で、私自身は家事をやりながら(不真面目だなぁ)思わず日本語吹き替えで観てしまったのでわからなかったのですが(というか、そうでなくても私の英語力ではわからない)抑揚のないクイーンズ・イングリッシュがとても綺麗なんだそうです。
最後のラストシーン(これです↑)に感動するそうなんですが・・・まぁ、まだご覧になってない方のために詳しくは申しませんが、私は泣きませんでした。
素直じゃない心の持ち主なんです、はい。
それよりもジョニー・デップが4人の子供たちとお芝居ごっこで遊ぶシーン、ラストシーン以外のセリフの方がよっぽど子供たちに対する愛情を感じられました。
私がツボだったのは、バリと子供たちが最初に出会うシーン、バリの座っているベンチの下に5歳のマイケルくんが潜り込んでいて、「すみません、僕の袖を踏んでいるんです」というシーン。「袖を」に妙にはまってしまいました。可笑しかったし、かわいかった。
ところで、この映画はとってもきれいな心の交流を描いているのですが、史実はとても悲劇的なんですね・・・知らなかった・・・。