胎児ちゃんだった記憶、再び

最近、日記の更新が滞りがちです。お父さんが怒涛の忙しさに突入しているので、家族全員で巻き込まれています><
さて、神秘的なお腹の中の記憶について。
昨日、息子をお風呂に入れて脱衣場で身体を拭きながら、「冬になって寒くなってきたら(手術の)傷が痛んだり、赤くなったりするかもしれないから言ってね。お腹は冷やさないようにね」と言い聞かせていると「お母さんは?」と。
私は帝王切開で息子を産んだので「ここらへんが傷だけど、もう大分きれいになってきたみたいよ」と言いつつ、去年くらいから急速に綺麗になってきた横切りの傷跡を見せる。
と興味津々に観ていた息子、「お腹の中ってさぁ、暗いんだよ」と。「へぇ」と私が言うと「寒くはないの。あったかいの。お布団みたいな・・・気持ちいいの」と言い出した。
また語ってるな、ここにビデオカメラがすぐにないのが恨めしいと思いつつ、必死に頭の中のメモに書き取ろうとする私^^;
「お母さんはもう忘れちゃったなぁ。お母さんの声は聞こえるの?」と言うと「聞こえるよ。生まれなさい、っていうのも聞こえる。寝てるときもあるけど、ジャンプしてるときとか、歩いたりできるけど、明るくなったら歩けないの。暗いときは歩けるねんけど。」
「棒みたいな、長いひもみたいのがあるの。男の子は青色やけど、女の子はピンク色。(のどのあたりに手をやって)ここらへんからこう、(と、お腹のあたりを指す)人によって違うんやけど、長かったらここらへんまで(と、足元を指す)」「???」
何だか実に不思議な息子の発言でした。棒かひもはへその緒かも、と思いますが、テレビなのどの赤ちゃん誕生の映像なんかが頭に残ってるのかもしれないし。
もうそろそろこういう記憶は薄れかかってくる時期だと思うのですが、お腹の中に対していいイメージ(あったかくて気持ちいい)を持っているのが、何だかうれしかったです♪
子供って不思議ですねぇ。
そうそうこれはちょっと違うのですが、最近、幼稚園の帰り道「あっ!ネコバスだ!!」と何もない空を指し示したときは、いいなぁそうやって見えるものがたくさんあるのって、なんて現実主義者にもかかわらず素直に羨ましく思いました。