読んでしまった
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/02/10
- メディア: 文庫
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通勤電車とちきのお稽古の待ち時間、それに今日の病院の待ち時間で(総合病院って待たせるから^^;)。
「白夜行」「容疑者Xの献身」「超・殺人事件」に続き、東野作品4作品目です。
ちょうど白夜行のドラマが放送されているころに文庫化されて、書店でもずっと話題書のコーナーにありましたね。
今回はお受験(中学校)のための勉強合宿をしている最中に殺人事件が起きるのですが、特にひねりもなく、すら〜っと読める内容でした。
騙される感覚もなく、こうなんだろうなぁというところへ真相が落ちていく感じですが、伏線が巧みに張られていて、いかにも東野という感じでした。
最後のほうのエピソードはちょっとよかったですよ。この結末は嫌いじゃないです。
(ミステリなので抽象的表現になりますが)。すぐに読めますので^^;、一度読んでみてください。「X」よりは理解できるし、「白夜行」より楽に読めます^^;
映画化されたらしいんですが、全然知らなかった。かなりいい役者さんが出ていたみたいですね。